AE86 エンジン載せ換えました

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マイカーの走行距離がとっくに27万キロを超えた。
最近は3000キロに一回のオイル交換の度にエンジンオイルが減っているような状況だったのでエンジンを載せ換えることにした。
最初は「5バルブにしてしまえ!」と意気込んでいたが結局は「OH後2万キロのノーマルエンジン」に落ち着いた。
エンジンが格安だったので値段に負けたと言う事だ。
エンジンが安ければ、載せ換えの「ついで」にやれる作業が広がるしね。
・エンジンのスペック
ガスケットがTRD0.8mmになっている以外は完全にAE86ノーマル
・ついでの作業
強化クラッチ(カッパーミックス)一式
純正加工軽量フライホイール
強化ステアリングラックブッシュ(ウレタン)
ハイカムもやりたかったが「あと5万円くらいかかる」+「エンジン載せたあとでも出来る」ということもありやらなかった。
1週間後の今日、マイカーを引き取りに行って来た。
まずはエンジンが綺麗だ。オイル漏れてないし。

綺麗なのはエンジンだけで、エンジンルームは汚いけどね。
以下は帰り道走らせてみての感想。


①音が静かになった
旧エンジンはタペット音がカチャカチャ煩かった。それがすっかり無くなって静かなエンジンになったと感じた。
まぁ全体的には煩いくるまなんだけど。
②加速は変わらず
特に「車がすごく速くなった!」とは感じなかった。
ほぼノーマルエンジンなんだから当たり前か。
③吹け上がりは変わらない
軽量フライホイールなんで期待してたんだけど何も変化は感じなかった。
今までより発進しにくいなんてこともないし。
もしかして旧エンジンも軽量フライホイールだったのかな?
とか思っている。
④クラッチの扱いは変わらない
「カッパーミックスは純正と同様に扱える強化クラッチ」と言われるけどほんとその通りだと思った。
クラッチカバーを変えた関係で少しペダルが重くなったけどそれだけ。
半クラも使えるし。
強化クラッチの効果なのか、前のクラッチがヘタってただけかは知らないけど、あんな速度やこんな速度で走ってもクラッチからの異臭がしなくなった。
本当の効果はクラッチ蹴りしないとわからないと思うんで早くサーキットに持ち込みたい。
⑤暖房が効くようになった。
これは旧エンジンのサーモが死んでたのが原因。
旧エンジンでは冬場は30分くらい走ってやっと水温が50℃になって温風が出るような状況だった。
油温に至っては低いほうにメーター振り切りだった。
新エンジンでは走り出して5分もすれば水温が80℃になって暖房が使えるようになった。
走行中は水温80~90℃、油温70℃くらいで安定してる。

こりゃ燃費も良くなるんじゃないだろうか。
ドリフト中にオーバーヒートするならローテンプサーモだな。
⑥ハンドルがブレ無くなった
これは強化ステアリングラックブッシュの効果、というよりも載せ換え前はエンジンメンバーのボルトが外れかかってたのが原因。
ボルトが緩んでエンジンメンバーがガタガタしてるのを、エンジン載せ換え作業中に発見したらしい。
いやー、あんなところのボルトが緩むんだね。
もう少しでエンジンが外れてルパンになるところだった。
ハンドルのブレが無くなったおかげで、あんな速度やこんな速度で走っても車が真っ直ぐ走る!
以上、結論は
「載せ換え前と大して変わらん」
なんだけど、今回はチューニングって言うよりは修理に近い内容だったんで当たり前だね。
それでもまたあと10年は遊べる車になったと思う。
車を2台持てるような状況になったらハイカムとか4連スロットルとかを自分で試してみたい。
それからショップの中古部品在庫からこんなのを買った。

ワイパースイッチとライトスイッチ。
ハチロクはここがよく壊れるんで。